- ネーミング造語のテクニック ネーミングの技法(1) 減量造語法とは
ネーミングの技法(1)
減量造語法とは
減量造語法とは、プラス造語法によって生み出されたキーワードが今一つ面白みがなかったり、文字数が多くて語感が悪かったりといった場合に用いられるものです。
2つの単語をそのまま組み合わせるのではなく、元の言葉の意味を保ちつつ文字数を縮める方法であり「A+B=ab」と表わされます。
例えば、1980年代後半に資生堂から発売された「リンプー」。
これは言うまでもなく「リンス」と「シャンプー」という2つの単語から生まれたネーミングであり、リンスインシャンプーであることが一目瞭然です。
子供からご年配の方まで分かりやすく、初めて見た人でも商品の特長が分かるようになっているのが良いですね。
語感が軽く、今で言う「ゆるい」感じも若い世代の関心を引いたと言えるでしょう。
また、日本でお馴染みの怪獣「ゴジラ」は「ゴリラ」と「クジラ」という2つの単語から生まれたものであることをご存知でしょうか?「ゴリラクジラ」ではあまりにもストレート過ぎますし、面白みに欠けるため、真ん中にある「リラク」を省略して「ゴジラ」になったのです。
強くてたくましい動物の代表「ゴリラ」と、大きな動物の代表「クジラ」双方のイメージを崩すことなく、より力強い響きを持たせることに成功した、見事なネーミングであると言えますね。
ソニーのデジタルビデオカメラ「ハンディカム」も、減量造語法を採り入れて成功した事例です。
これは「HANDY」と「CAMERA」という2つの単語によって出来ており、最後の「ERA」を省略することによって「HANDYCAM」になりました。
日本語ではなく、英語表記にすることによって生まれたネーミングであり、減量造語法の中でも少し特殊な例と言えるかもしれません。
「CAMEA」の語尾を省略することで「HANDY」サイズであることが強調されており、商品の特長を上手に引き出した名前です。
減量造語法においては、後でいくらでも文字数の省略が出来ますので、字数よりも言葉の意味に着目してキーワードを選ぶことが重要と言えます。
ネーミング造語のテクニックは、ネーミングについて解説しています。
ネーミング造語のテクニックPick!:ネーミングとは
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